症状について

対称性緊張性頸反射(STNR)

対称性緊張性頸反射とは

対称性緊張性頸反射とは、顎を上げると上肢が伸びて、下肢が曲がる。顎を下げると上肢が曲がって、歌詞が伸びる反射です。

赤ちゃんがハイハイするのに必要な反射で、ハイハイの期間が短いと残存しやすいと言われています。

この反射は生後6〜9ヶ月で発現し、9〜11ヶ月で統合されていきます。

残存している場合、机に手を置き椅子に座っていると足を伸ばした姿勢になり、だらしない、姿勢が悪い、態度が悪いと思われてしまう座り方になっていることがあります。また、椅子の足に足を絡ませて座るなども見られます。

残存している時にみられる症状

・机で本を読む時に足を前に投げ出す

・机に肘をつく

・水泳が苦手

・姿勢が悪い

・縄跳びが苦手

・黒板の板書が苦手、書き損じが多い、行を間違える

・手と視覚の調整の問題

・猿のような歩き方

・近くから遠く、またその逆の焦点を合わせるのが難しい

・両眼視野の問題

・食べ方が汚い

以上のような傾向が見られ、姿勢や眼の働きに影響を与えます。

パフォーマンスと対称性緊張性頸反射

この反射は眼の働きとの関係があるため、視覚情報からの運動への影響が考えられます。

パフォーマンス向上には視覚情報は非常に重要な役割を果たします。

視覚情報をうまく入力できないことで、パフォーマンスに影響を与えてしまいます。

反射が残存している場合、感覚の統合と視機能の改善が必要になってきます。

脳幹部では延髄上部から橋が関わってるため、脳幹部の働きの改善も必要になります。

改善するには

対称性緊張性頸反射が残存している場合、この反射の感覚統合を行うエクササイズを行なっていきます。

エクササイズは簡単なもので、ご自宅で行う事ができます。

ご自宅でのリハビリを行うことで改善を目指します!

また脳幹では橋、延髄が関わっているため、これらの働きの改善するための検査していきます。

検査によりお一人お一人にあった適切な刺激を行っていきます。

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