脊椎ガラント反射とは、背骨の脇を撫でると、撫でた側に腰がキュッとくっつくようにする反射です。
赤ちゃんが産道を通る際に、前進するために存在しています。
子宮内20週で発現し、生後3〜4ヶ月で統合されていきます。
背骨の刺激に敏感になり、くすぐったがりだったり、排尿に関与していて夜尿症につながることもあります。
残存していると見られる症状
・落ち着きがない
・おねしょ
・集中力がない
・短期の記憶が落ちる
・歩く時、股関節の動きがおかしい
・くすぐったがり
・椅子に座っていられない、多動
・肩こり、背中こり、腰痛
・仰向けで寝るのが嫌い
・ウエストがきつい服や、ベルトを嫌がる
・車のシートを嫌がる
以上のような症状が見られます。
パフォーマンスと脊椎ガラント反射
脊椎ガラント反射はパフォーマンスに影響を与えます。
背中などへの刺激が筋肉を緊張させてしまいます。
姿勢にも関わってきて、バランスを崩しやすくなってしまう可能性があります。
また集中力の問題なども出てくるので、良いパフォーマンスを発揮出来にくくなってしまいます。
緊張が強く、不安や緊張しやすいなどの特徴もあります。
肩こりや腰痛などにも関係してくるので注意しましょう!
改善するには
脊椎ガラント反射が残存している場合、この反射の感覚統合を行うエクササイズを行なっていきます。
エクササイズは簡単なもので、ご自宅で行う事ができます。
代表的なエクササイズはスノーエンジェルです。
ご自宅でのリハビリを行うことで改善を目指します!
検査によりお一人お一人にあった適切な刺激を行っていきます。
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