把握反射とは
把握反射とは、言葉通り物を握る反射です。
赤ちゃんの手のひらに指を置くと、ぎゅっと握ってくれるのがこの反射です。
この反射は胎内11週で発現し、出産時には発達しています。
生後2〜3ヶ月で統合され、36週までにつまみ運動に移行します。
生後4〜6ヶ月で統合されないと、手先のコントロールに影響が出ると言われています。
残存している時にみられる症状
・手先が不器用
・鉛筆、ペンの持ち方が不器用
・箸を持つのが苦手
・字が雑、筆圧が強い、弱い
・球技が苦手
・発語のトラブル
以上のような症状が見られ、手先が不器用だと言われる事が多いです。
パフォーマンスと把握反射
把握反射が残存しているとみられる症状にあるように、手先が不器用になるため手を使う事が上手くいかない事があります。
例えば、野球やドッジボールなどのボールをうまく取れないなどが起こります。
手先が不器用なので、ボールを投げる際の手先でコントロールするのもうまくいかない事があります。
そのため手を使うスポーツでの影響が多いと思われます。
また手の細かい動きが苦手だと、学習能力にも影響が出てしまうので注意が必要です。
改善するには
把握反射が残存している場合は、改善するためのエクササイズを行なっていきます。
エクササイズは手を刺激する簡単なもので、ご自宅で行う事ができます。
ご自宅でのリハビリを行うことで改善を目指します!
一人一人適切なエクササイズを提案していきます。
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