ルーティング反射とは
ルーティング反射とは、赤ちゃんの口元をつつくとおっぱいを探す動きをする反射です。
これは生まれたばかりの赤ちゃんが母乳を飲めるように備わった反射です。
この反射は出生時に発現し、3〜4ヶ月で統合されていきます。
母乳を早めに切り上げられたり、母乳が簡単に出過ぎるとこの反射を使いきれずに残存しやすい傾向があると言われています。
タバコを吸うなど、口に何かくわえていたいなども、この反射が残存している傾向があるそうです。
残存している時にみられる症状
・口の周りが敏感
・偏食
・食べ物に執着
・よだれ
・歯磨きを嫌がる
・タオルケットやおもちゃを口に入れる
・舌を口の中で過剰に動かす
・発語のトラブル
・滑舌が悪い
・会話が稚拙
・指しゃぶり
・手先が不器用
以上のような症状が見られます。
パフォーマンスとルーティング反射
ルーティング反射が残存していると、口元が過敏のため舌触りなどが気になり、偏食になりがちです。
偏食により栄養の偏りなど起こりやすくパフォーマンスに影響を与えてしまいます。
また口とての関係から、手先が不器用になりやすいと考えられています。
手先が不器用だと、野球など主に手を使うスポーツでは手先のコントロールが上手くいかずにパフォーマンスに影響が出てしまいます。
改善するには
ルーティング反射が残存している場合、この反射を統合するエクササイズを行なっていきます。
エクササイズは簡単なもので、口を動かすなどのご自宅でも行えるものです。
ご自宅でのリハビリを行うことで改善を目指します!
お一人お一人にあったエクササイズを提案いたします。
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