このような方は「ナイアシン」が不足しているかも!
・疲れやすい
・アルコールをよく飲む
・イライラする
・口内炎、口角炎ができやすい
・下痢しやすい
・皮膚のトラブルが多い
・寝つきが悪い
・不安になりやすい
・冷房が苦手
・妊娠中、授乳中の女性
・外食やコンビニ食が多い
・うつで悩んでいる
ナイアシンの働きは?
・エネルギーの産生
・脂質、糖質、タンパク質の代謝に関わる
・皮膚、粘膜の炎症を防ぐ
・神経症状を防ぐ
・アルコールを分解する
不足すると起きやすい症状
・うつ
・イライラ
・精神障害
・舌炎
・胃腸障害
・ペラグラ
・幻覚症状
・不安
・口内炎
・皮膚炎
・下痢
心・精神の安定に必須!
脳内で働く様々な神経伝達物質に関与しているナイアシン。
興奮や落ち着きなどの感情のコントロールに関わっています。
落ち着きに関わる「γ-アミノ酪酸(GABA)」、やる気に関わる「ノルアドレナリン」、睡眠に関わる「メラトニン」これらタンパク質から合成される際に働いています。
ナイアシンが不足すると、これらの神経伝達物質が不足し、不安や不眠、うつなど様々な精神症状が引き起こされてしまうのです。
ナイアシンが関係する酵素
ナイアシンは約500種類の酵素の補酵素として働くとされています。
現在確認されている酵素の数は全部で約2,200種類ほどと言われており、ナイアシンは約23%の酵素に働いているとのことです。
この数字から、とても重要だということがお分かりいただけるでしょうか。
多く含まれる食品は?
100g中
・魚類
初ガツオ 19.0mg
戻りガツオ 18.0mg
マイワシ丸干し 16.0mg
マグロ赤身 14.0mg
黒カジキ 14.0mg
・肉類
豚レバー 14.0mg
牛レバー 14.0mg
鶏胸肉 12.0mg
鶏ささみ 12.0mg
豚ロース赤身 8.6mg
・種実類
ピーナッツ 17.0mg
アーモンド 3.6mg
・きのこ類
榎茸 6.8mg
エリンギ 6.1mg
肉や魚に多く含まれるナイアシン!
肉や魚の摂取量が不足している方は、ナイアシンも不足になっている可能性が高いので注意が必要です。
副作用のナイアシンフラッシュ
ナイアシンを一度に多く摂取した時にナイアシンフラッシュと呼ばれる、顔面や頭部、四肢など赤くなり、ヒリヒリや痒みが出てくることがあります。
これは血管拡張効果によるものです。
だいたい摂取してから5〜90分で現れることが多く、30〜90分で落ち着くことが多いようです。
体内に貯蓄された薬などの有害物質が、ナイアシンによって血流が良くなり排泄されると考えられています。
空腹時にナイアシンフラッシュは起こりやすいとのことで、ナイアシンの形で摂取するよりも、ナイアシンアミドの形で摂取した方が出にくいと言われています。
ナイアシンフラッシュが出やすい量は個人差があり、25〜300mgとされています。
摂取する際はいきなり大量に摂るのではなく、少しずつ摂る量を増やしていく方法が良いと思われます。
摂取の目安量
1日の摂取目安量は1,000mgと言われています。
これはアーモンド1粒10gだったとして約2,780個、100gのアボカドだと500個、鯖半身100gで約86尾とのこと。
1日で摂取するには大変な量です。1食ではないので注意してください。
また必要量は個人差があるので、ナイアシンフラッシュなども考慮していきなり1日で1,000mgを摂らずに、少量から始めましょう!
まとめ
ナイアシンは精神の安定に欠かせない栄養素。
ナイアシンフラッシュは血流が良くなった結果。
ナイアシンアミドで摂取した方がナイアシンフラッシュは出にくい。
個人差があるので少量から始める。
1日の目安は1,000mg。
三大栄養素の炭水化物、脂質、タンパク質の代謝に関わり、肉魚に多い含まれる栄養素なので、しっかりとタンパク質の摂取を行っていきましょう!
マルチビタミンやミネラル、ビタミンCも併用して摂取するとより良いです。
ナイアシンは精神の健康に関わる脳の働きに重要な栄養素です。
脳の働きを改善することで、腰痛などの痛みや、めまいなどの身体の不調などの改善していきます。
当院の脳のバランスを整える施術と合わせて栄養の改善から脳の働きを整えましょう!
ご自身の不足している栄養素などを詳しく知りたい方は、病院で検査されるのをお勧めします。
お近くの血液検査を行っていただけるオーソモレキュラー栄養学を取り入れている病院をお探しください!
お身体の痛みや痺れ、めまいなどの不調、スポーツパフォーマンスの向上などのスポーツ整体をお探しでしたら、フィジカルケア&パフォーマンスアップよしにご相談ください!