お役立ち情報

このような方は鉄が不足しているかも!

・生理のある女性

・発育期の子供

・疲れやすい

・妊娠、授乳中の女性

・スポーツが好きな方

・立ちくらみやめまいがある

・頭痛になりやすい

・階段を上ると疲れる

・よくアザができる

・喉の不快感がある

鉄の働きは?

・赤血球を作る

・全身に酸素を運ぶ

・骨、皮膚、粘膜の代謝

・コラーゲンの生合成

・白血球、免疫に関わる

・知能、情動に関わる

・消化管に関わる

・筋肉を収縮させる

人は呼吸して体内に取り入れた酸素でエネルギーを作り出します。

鉄はその酸素を運ぶ血液中の赤血球に含まれ、この赤血球中の鉄に酸素はくっついて血液中を運ばれ、全身に酸素を届けます。

また筋肉の中で血液から酸素を受け取ることもしています。

その他にも酵素の一部としてエネルギー作りに関わったり、薬の代謝にも関係しています。

不足すると起こる症状

・動悸

・眩暈

・肩こり

・頭痛

・皮膚、抜け毛などの髪の毛、爪、粘膜の問題

・アザができやすい、歯茎の出血

・氷を好んで食べる

・注意力の低下

・イライラ感

・食欲不振

・抑うつ感

以上のような症状が起こります。

鉄不足は特異的な症状は乏しく、様々な不定愁訴と深く関わっています。

小児発達障害の分野でも栄養面で鉄不足の関連性も指摘されており、鉄不足は様々な症状に関わっています。

鉄が不足する原因は?

・土壌の劣化による食品に含まれる鉄分の減少

・ダイエットや偏食による摂取量の減少

・加工精製された低栄養で鉄分の少ない食品の増加

・生理、発育、スポーツ、ストレスなどによる鉄の需要量の増加

女性は月経により多くの鉄を失ってしまいます。

そのため鉄不足が起こりやすいので注意が必要です。

小児発達障害でもお子さんの鉄不足だけではなく、母親の鉄不足が子供に影響を与えていることがあるそうです。

特に生まれてきたばかりの赤ちゃんは母親から鉄をもらって生まれてきます。

母親が不足していれば生まれてくる赤ちゃんも鉄不足で生まれてきてしまいます。

鉄の種類

鉄にはヘム鉄と非ヘム鉄とに分けられます。

ヘム鉄は肉や魚に含まれ、吸収率が高くなっています。(10〜20%)

非ヘム鉄は野菜や穀類に含まれ、吸収率は低くなります。(2〜5%)

ヘム鉄はタンパク質に包まれている吸収されやすい形になっているため吸収されやすいのですが、非ヘム鉄は一度変化を起こしてから吸収されるため、吸収されにくく他の一緒に食べたものの影響を受けやすくなってしまいます。

効率よく鉄を吸収するには

鉄の吸収を助けてくれる促進因子

・CPP(カゼインホスホペプタイド)

・ビタミンC

・タンパク質

鉄の吸収を妨げる阻害因子

・タンニン(コーヒー、紅茶、緑茶など)

・フィチン酸(穀物の外皮、玄米など)

・食物繊維

タンニンの場合は非ヘム鉄の吸収を妨げて、ヘム鉄の場合は気にしなくても大丈夫との意見もあるようです。

体内でのバランス

人の体は体内でミネラルのバランスが取れていることが重要です。

鉄だけ多く摂取してしまうとバランスは崩れ、亜鉛や銅の吸収が妨げられ、鉄の利用も阻害されてしまうことが起きてしまいます。

鉄が運んでくれるタンパク質に鉄が乗る時には銅が必要になり、ヘモグロビンの合成には亜鉛が関わっています。

鉄を摂取する際には亜鉛や銅を一緒に摂取することが大事になり、もちろんタンパク質も重要になってきます。

鉄を多く含む食品

100g中、※は10g中

・肉類

  豚レバー 13.0mg

  鶏レバー 9.0mg

  牛もも赤身肉 2.7mg

・貝類

  しじみ 8.3mg

  赤貝 5.0mg

  アサリ 3.8mg

・野菜類

  大根の葉 3.1mg

  菜の花 2.9mg

  小松菜 2.8mg

  枝豆 2.7mg

・海藻類

  青のり 7.7mg※

・大豆類

  生湯葉 3.6mg

  納豆 3.3mg

  生揚げ 2.6mg

1日の摂取目安量

1日の摂りたい27mgと言われています。

これは鶏レバーだと約300mg、カツオなら約1,400g、ほうれん草だと約3,000gとなります。

もちろん必要な摂取量は個人差があります。

正確な量を知りたい方はお近くの病院で検査して頂けるところで検査していただいてください!

まとめ

鉄は身体中に酸素を運ぶ際に必要となり、不足すると様々な不定愁訴が起こります。

1日の摂取目安は27mgで、鉄はヘム鉄を摂取した方が効率よく吸収されるので、肉や魚などから摂取していきましょう。

特に女性は月経で不足しやすいので注意しましょう。

コーヒーやお茶に含まれるタンニンなど吸収を阻害するものと一緒に摂取するのは避け、亜鉛や銅などをバランスよく摂取するのが重要になります。

私個人おお話になりますが、私が血液検査を受けた際に鉄不足がありました。

その当時、めまいと筋肉のトラブルがみられ鉄不足の症状と一致していることに気づきました。

その後、食事の見直しを行ったところ、その当時見られた症状は改善がみられたという経験をしました。

栄養の改善だけでは、改善しなかった部分もあったので神経学的アプローチも行いましたが、改善していくためには栄養が不足していれば良い結果が得られません。

しっかりと栄養面で改善するための身体作りを行い、その上で必要な刺激を身体に与えることで本当の根本的な改善がみられると実感しました。

腰痛や肩こり、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアと言われて痛みや痺れがある、めまいや頭痛、スポーツで怪我が多いなど様々な症状の多くは、栄養面や日常生活に問題を抱えています。

マッサージや骨盤矯正、電気療法、温熱療法、薬や湿布など、整形外科や接骨院に行っても一時的な満足感しか得られません。

症状を根本から改善するには、栄養面の改善や日常生活の問題を見直すことから始めると良いと思います。

これらを改善しても症状が改善しないくても、改善するためのベースはできています。

脳や神経の働きを改善していくことで、しっかりと根本からの改善が目指せます。

当院では脳や神経系の働きを改善する施術を行なっていきますので、根本から改善したい方はご相談ください!

日常生活をどのように改善していいかわからない方、お話を聞きながら身体の状態をチェックし、一緒に問題を探すお手伝いいたします。

お困りでしたらご相談ください!

痛みなどの症状ではなく、スポーツのパフォーマンスを向上させたい!や健康な状態を維持したいという方にも、栄養や脳や神経の働きを改善していくのは重要なことです。

未病治という言葉がありますが、症状がない時から良い状態を作っておくことで、良い状態をキープしたり、何か症状が出た時に改善しやすい状態にしておくことも重要です。

特に症状がない方でも、しっかりと検査を行い身体の状態をチェックしていきますので、ご相談ください!

スポーツのパフォーマンスを上げたい、スポーツで怪我をしてしまった、整形外科や整骨院、整体などのどこに行っても改善しない腰痛に悩まされてる、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアと言われ脚に痛みや痺れがある、肩こり、頭痛、めまいがあるなどお困りでしたら、フィジカルケア&パフォーマンスアップよしにご相談ください!

Follow me!

関連記事

最近の記事

  1. 対称性緊張性頸反射(STNR)

  2. 緊張性迷路反射(TLR)

  3. モーロー反射

PAGE TOP