皆さん身体を柔らかくしようと、整形外科や、接骨院などでストレッチするように言われたなど、ストレッチを行っている方は多いかと思います。
しかし、そのストレッチのやり方は間違っていないでしょうか。
たまに勘違いされている方もいらっしゃるのですが、私自身子供の頃は勘違いしていたのですが、ストレッチすることで筋肉の長さが変わるわけではありません。
変わるのは筋肉の伸び縮みの具合で、筋肉への神経からの制御が変化します。
反動をつけたり、強い力で引いたりして行うと、筋肉にあるセンサーが働き、筋肉の損傷を防ごうと反射が起こってしまいます。
そうすると筋肉は収縮し硬くなってしまうので注意が必要です。
ストレッチをする際によく10秒を目安にやられることが多いかと思いますが、実は神経の変化を起こしていくのにはそれでは不十分です。
アメリカスポーツ医学会によると、持続時間の目安は15秒から30秒必要とのことで、最低ラインとして週に2〜3回実施したほうが良いとのこと。
週に5〜7回の実施が推奨されてる回数となります。
さらに一つの種目につき2〜4回行うのが良いとされています。
神経には繰り返し刺激が入ることで、教育されより強固に働く性質があるので、このように1回ではなく、数回同じ種目をやったほうが良いです。
よくありがちなのが、本来ストレッチしたい場所と違う場所を行っているケースがあります。
ストレッチのやり方を指導しても、例えばもも裏のストレッチをやったのに、ふくらはぎのストレッチをやっていたり、正しくないやり方で、違う場所がストレッチされていることがあります。
何か目的を持ってストレッチを行われている方は、正しくアプローチできるように専門の方にしっかり教わり、自分の思い込みで行わないように注意しましょう!