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症状について

花粉症

花粉症とは

人の鼻では侵入してきた物質(抗原)を自分以外の物質(異物)と判断すると、これを無害 化しようとする反応(抗原抗体反応)がおこります。その結果、くしゃみ、鼻水、鼻づまりな どの症状が出てくる病気をアレルギー性鼻炎と言います。花粉症は体内に入った花粉に対して 人間の身体が起こす抗原抗体反応です。つまり、体内に侵入した花粉を異物と認識し、この異 物(抗原)に対する抗体を作り、再度侵入した花粉を排除しようとする反応です。一般的には 免疫反応は身体にとって良い反応ですが、時には免疫反応が過剰になり、生活に支障が出てし まいます。このように身体にとってマイナスに働いてしまう場合がアレルギーになります。 花粉症の場合には花粉を排除しようとして、くしゃみや鼻水、涙という症状がでますが、これ らの症状が強く出過ぎるために生活の質が低下してしまいます。また、花粉症では花粉によっ て皮膚が荒れる、咳や喘息が起きる、特定の果物や野菜を食べると口の中が腫れたり、かゆく なったりすることがあります。スギ花粉症ではトマトによる口腔アレルギーが知られています。

環境省では以上のように書かれており、簡単に言ってしまえば、異物が体内に侵入した時に働く免疫が、過剰な状態であると言えます。

花粉症の患者数

日本において花粉症を有する人の数は、正確なところは分かっていません。全国的な調査と しては、全国の耳鼻咽喉科医とその家族を対象とした鼻アレルギーの全国調査が1998年、 2008年、2019年とほぼ10年おきに3回実施されています。それによると、花粉症の 有病率は1998年が19.6%、2008年が29.8%、2019年には42.5%で1 0年ごとにほぼ10%増加しています。スギ花粉症も同様の傾向で増加しており、2019年 には38.8%でほぼ3人に1人がスギ花粉症と推定されています。スギ花粉症以外のイネ科 やブタクサ花粉症も増加しており、2019年には25.1%になっていました。

スギ花粉症に関する調査では、環境省が2002年から2年間、約5000人の小学生を対 象におこなった大規模調査で、スギ花粉症の有病率とスギ花粉の飛散数や両親のアレルギー 歴との間に関連があることが認められています。

環境省の調べでは以上のように、現在3人に1人が花粉症になっており、10年に10%程の有病率の上昇が見られるようです。

花粉症の原因は

花粉症になる人、ならない人がいるのは一般的にアレルギー因子を持っているかどうかと言われています。

また昔は花粉症の人はあまりいなかったとよく聞きますが、昔から存在します。

しかし、上記のように有病率は増加しており、よく花粉症と聞くようになりました。

これは一般的に環境因子の問題と言われています。

では、一般的な情報だけでは他の花粉症情報と変わらないので、別の視点から花粉症の原因を考えていきたいと思います。

栄養の問題

今までの記事に栄養について書いているのでそちらを参考にしていただきたいのですが、栄養面の問題がまずあります。

ビタミンやミネラル、DHAなど免疫に関わっている栄養素は沢山あります。

これらが偏ってしまい上手く免疫の働きが行われなければ、花粉症の症状の原因になってしまうことがあります。

昔に比べると食物の栄養価の変化が見られたり、食習慣の変化などがあるかと思います。

今ではスーパーやコンビニなどで添加物などが含まれているもので溢れており、これらを口にする機会が増えています。

こういったことが原因で、昔より花粉症の有病率が増加している可能性があるのではないでしょうか。

また砂糖は炎症の原因になります。

ジュースやお菓子などで砂糖を多く摂取することで症状の原因になっている可能性もあります。

暗示の問題

暗示と聞くと胡散臭さを感じてしまう方もいるかと思います。

私自身も昔なら信じなかったかもしれません。

しかし、腰痛などの他の症状でも同じなのですが勉強していけば暗示の要素を除外できません。

テレビで「明日は花粉の量が多いです」「明日から花粉が飛び交います」のようなことを耳にしたり、周りに花粉症の症状が出ている方を目撃すると、花粉症の症状が出てきたという方も多いのではないでしょうか。

実はこういったテレビで言ってたなど心理的な要因によって、脳は誤作動を起こし、花粉症の症状を出てくることもあります。

テレビの影響を受けやすい人は、大変多いと感じます。

テレビで花粉症の話を見ると、本当は違う原因で鼻水が出てたり、くしゃみしても、花粉症かな?と思い込んでしまい、この脳の誤作動を起こし、花粉症患者が完成されます。

毎年のように花粉症の症状がある方は、花粉症の情報が出始めると、脳の誤作動により症状が出始めてしまいます。

こういったテレビや自分自身による暗示により花粉症の症状は起きる方もいます。

実は多くの方がこれに当てはまっているのではないかと思われます。

実際に多くの方は、この暗示を紐解くと改善するケースあります。

昔はテレビで花粉症の話題などは殆どなかった思います。

テレビなどによる影響が花粉症が増加している原因の1つではないでしょうか。

自律神経の問題

花粉症の方で、例えば運動をしている時は少し楽になったという経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。

家に帰ったら急に症状が出てきたなどもあるのではないでしょうか。

実は副交感神経の働きで鼻水を出します。

運動をしていて交感神経が優位になると鼻が通り、家でリラックスする副交感神経が優位になると鼻水が出てきてしまうということが起きます。

現代社会では自律神経の働きが上手くいっていない方は多いと思います。

自律神経の調整が上手くいくことで、花粉症の症状が改善する可能性はあると思います。

自律神経は脳が関わっています。

脳の働きを改善することが重要になってきます。

脳のバランスの問題

脳でよく右脳・左脳と耳にするかと思いますが、それぞれ主な働きの優位性があります。

現在では左脳は免疫を働かせる、右脳は過剰な免疫を抑制する働きがあると考えられています。

つまり花粉症は免疫が過剰に働いてしまっている状態なので、右脳の働きが低下している可能性があります。

今では、細かくはお伝えしませんがゲームやYouTubeなどにより左脳を活性させ右脳を低下させるようなものが多くあります。

他にもテレビやパソコン、スマホなどの電子デバイスなどは右脳の働きを低下させます。

これらにより右脳の働きが上手くいかない状態で花粉症の症状が出ている方は多いと思います。

現在では、ほとんどの方がスマホを持っているかと思います。

また小さな子供にも持たせていたり、タブレットを使わせたりしている方も多いかと思います。

こういったことが花粉症の有病率が増加している原因になっているかもしれません。

まとめ

花粉症は現在3人に1人なっていると言われ、有病率は増加しています。

当院では脳の働きに目を向け、原因としては栄養の問題、暗示の問題、自律神経の問題、脳のバランスの問題があると考えます。

食事関しては過去の記事を参考にしていただき、必要な栄養素をしっかりと摂取をしていくことをお勧めいたします。

花粉症の症状だけではなく、身体の働きに全てに関わってくることなので、症状に関わらず改善されると良いと思います。

添加物の問題なども気をつけていきましょう!

暗示の問題はご自身で認識を変えるのは難しいかもしれません。できなくはないですが・・・。

心理的なアプローチを行なっている施術家のもとに行かれるのがいいのではないでしょう。

お近くのPCRTという施術を行なっているところを探してみてください。

自律神経、脳のバランスの問題は、脳のバランスを整える施術を行うと良いと思います。

しかし、日常の生活の問題を改善しないといけません。

例えば電子デバイスの問題を抱えている方は多いと思います。

少し電子デバイスから離れた生活を送るようにしてみましょう。

小さな子供への電子デバイス等の影響は大きいです。

YouTubeを見せとくと楽などあるかもしれませんが、花粉症の問題ではなく、脳の発育の面で見させない方が良いです。

iPhoneなどの世に送り出したスティーブ・ジョブズ氏は子供に持たせていなかったのは有名な話です。

マイクロソフトのビル・ゲイツ氏も子供に携帯電話を持たせなかったなども有名ですね。

電子デバイスが与える影響は大きいです。

子供の発育のために気をつけていきましょう!

スクリーンタイムが1時間を超えると学力の低下がみられるという調査もあります。

小さいお子さんだけでなく、学生さんも注意していきましょう!

以上、花粉症を脳の働きから考えてみました。

花粉症だけでなく脳のバランスの崩れは様々な症状の原因になってしまいます。

気をつけていきましょう!

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