このような方は亜鉛が不足しているかも!
・抜け毛が気になる
・妊活中である
・前立腺のトラブルが心配
・血糖値に不安がある
・下痢や便秘をしやすい
・爪のトラブルが多い
・妊娠、授乳中の女性
・お酒を飲む習慣がある
・甘い物好き
・肌のトラブルが多い
・成長期である
・加工食品をよく食べる
・貧血が気になる
亜鉛の吸収について
食事で摂取した亜鉛は小腸で吸収され、吸収率は30%程度と言われています。
さらに年齢とともに吸収率は低下していってしまいます。
吸収された亜鉛の多くはタンパク質にくっついて体内に存在しています。
・亜鉛の吸収を助ける因子
亜鉛の吸収を助ける因子として動物性のタンパク質があります。
動物性タンパク質の摂取量が増えると亜鉛の吸収も増えると言われています。
亜鉛の摂取をする際にはお肉などと一緒に摂取すると良いと思います。
・亜鉛の吸収を阻害する因子
亜鉛の吸収を阻害する因子としてフィチン酸、多すぎる食物繊維、リン酸などがあります。
亜鉛の働きは?
・皮膚を守る
・妊娠を維持する
・アレルギーを抑制
・成長を促す
・怪我や火傷の回復を促す
・骨を丈夫にする
・味覚、視覚、嗅覚の働きを改善
・脱毛を防ぐ
・精力増強
・前立腺障害を防ぐ
・糖尿病を防ぐ(インスリンの構成成分として)
・身体の酸化を防ぐ
亜鉛は300種類以上の酵素に関わっているといわれ、全身に関わってきます。
髪、肌、爪のトラブルは亜鉛不足かも?
亜鉛の体内に存在するミネラルで2番目に多く、細胞の生まれ変わり、遺伝子の合成、免疫機能など、多くの生命活動に欠かせません。
そのため亜鉛不足は様々なトラブルの原因になります。
また、亜鉛は髪や爪、表皮の主成分であるケラチンの合成に必要なため、肌や髪、爪のトラブルは亜鉛不足が関係しているかもしれません。
美肌ミネラル
美肌にも亜鉛は関わっています。
皮膚は日々生まれ変わります。
肌が正常に新しい皮膚細胞を生み出していくのに、亜鉛が必要となってきます。
亜鉛は正常な細胞分裂を促してくれます。
美肌には、良質なタンパク質、ビタミンC、鉄、亜鉛、細胞の正常な文化を促すビタミンAを摂取しましょう!
母乳
産まれてすぐの初乳には、出産後3ヶ月を過ぎた母乳の、約8倍の量の亜鉛が含まれると言われています。
成長するのに細胞分裂を繰り返し大きくなりますが、亜鉛が十分にあることで細胞分裂がスムーズに行われ、無事に大きく成長していけます。
亜鉛不足で起こる症状
・爪が割れやすい
・肌荒れ
・抜け毛
・元気がない
・傷の回復が遅い
・味がわからない
・食欲がない
・口内炎
・貧血
・身長が伸びにくい
・風邪引きやすい
・生殖機能低下
亜鉛不足で一番見られる症状としては皮膚症状です。
その他、高齢者の味覚障害が見られます。
最近では若者の味覚障害も問題になってきているようです。
亜鉛が不足する原因
・摂取不足
肉や魚介類に多く含まれることが多く、摂取が少ないと亜鉛が不足する。
・吸収低下
腸に炎症などトラブルがある、加工食品の過剰摂取で吸収低下が起こる。
・必要量の増加
成長期や妊娠期で特に必要。
インスリン分泌に必要なため、糖質の摂取が多い方は必要量が増加する。
・排泄量の増加
糖尿病や腎疾患、溶血性貧血などの病気や、汗をかくようなスポーツで排泄量が増加する。
現代人のありがちな食習慣として、コンビニやスーパーなどのどこでも手に入る加工食品は、加工食品に含まれる添加物のポリリン酸が亜鉛の吸収を阻害します。
また、飲酒の習慣は、アルコール代謝のために亜鉛が大量に消費されてしまいます。
亜鉛が多く含まれる食品は?
100g中
・魚介類
牡蠣 14.0mg
タラバガニ 4.2mg
アサリ水煮缶 3.4mg
・大豆製品
油揚げ 2.5mg
納豆 1.9mg
・肉類
豚レバー 6.9mg
牛肩ロース赤身肉 5.7mg
牛もも赤身肉 5.1mg
1日の摂取目安量
1日の摂取目安量は70mgと言われています。
これは牡蠣だと1個15gとして約32個、牛肉(もも肉)約1.8kg、煮干し約970gです。
もちろん吸収率の違いなど、個人差があります。
細かく知りたい方は、病院で検査を受けるのをオススメします。
まとめ
亜鉛は300以上の酵素に関わっており、全身に関わっています。
肌や髪などに影響を与える他、味覚などの感覚器や、生殖器にも影響があります。
1日の摂取目安量は70mgで、動物性タンパク質と一緒に摂取することで、吸収を助けてくれます。
タンパク質の他、ビタミンC、鉄、ビタミンAも一緒に摂取することで働きを助けてくれるので、一緒に撮っていきましょう!
身体は正常な感覚入力があることで、正常な力を発揮してくれます。
もし亜鉛不足で味覚など感覚に低下がみられると、脳に入ってくる情報が正しく入ってこないことで、出力である筋肉を動かすなどのパフォーマンスに影響を与えてしまい、スポーツのパフォーマンス低下や、筋肉の緊張が強くなり、痛みなどや歪みの原因となってしまう可能性があります。
しっかりと栄養を摂取し、身体の働きが正常に行えるようにしてあげましょう!
しっかりと改善するベースを作り、脳や神経の働きが上手くいってない部分を施術で改善していくことで、腰痛、肩こり、手足の痛みや痺れ、眩暈などの様々なお悩みの症状の根本改善や、スポーツのパフォーマンスの向上を目指すことができます。
当院では、機能神経学の考えを取り入れた脳・神経系の改善を行っていきます。
脳・神経系の働きを改善することで、本来持っている現在上手く発揮できていない力を引き出していきます。
身体が正常通り働くことで、症状の改善や、パフォーマンスの向上が期待できます。
スポーツのパフォーマンスを上げたい、スポーツで怪我をしてしまった、整形外科や整骨院、整体などのどこに行っても改善しない腰痛などに悩まされてる、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアと言われ脚に痛みや痺れがある、肩こり、頭痛、めまいがあるなどお困りでしたら、フィジカルケア&パフォーマンスアップよしにご相談ください!