このような方はマグネシウムが不足しているかも!
・足が攣りやすい
・花粉症
・激しい運動をする
・緑の野菜をあまり食べない
・頭痛がある
・疲れやすい
・飲酒の習慣がある
・海藻類をあまり食べない
・糖尿病
・骨折しやすい
・糖尿コントロールをしている
・栄養療法でなかなか改善しない
マグネシウムの働きは?
・タンパク質の合成
・神経伝達物質の制御
・心機能の維持
・神経伝達
・筋収縮
・血圧調整
マグネシウムは神経の働きに関与しているためとても重要な栄養素といえます!
またマグネシウムは約300種の酵素反応に関わっていると言われ、酵素の働きに欠かせない栄養素となります。
頭痛の原因はマグネシウム不足?
マグネシウムは血管内皮細胞の正常化に働き、血管収縮の予防と拡張作用があり、血管が関わっていると言われる頭痛のタイプに改善が期待できます。
頭痛にも色々な原因がありますが、頭痛に悩まされている方はもしかしたら、マグネシウム不足により起こっているかもしれません。
足が攣るのはマグネシウム不足?
マグネシウムはカルシウムの細胞への出入りをコントロールしています。
マグネシウムが不足すると細胞内にカルシウムが入りすぎて痙攣が起こります。
臨床試験でもマグネシウムが足の攣りの改善ができることを確認されています。
マグネシウム不足で起こる症状
・低カルシウム血症
・骨粗鬆症
・心疾患
・筋肉の痙攣
・冠動脈攣縮
・神経・精神疾患
・不整脈
・食欲不振
・下痢、便秘
不足する主な原因
・現代の食生活における摂取不足
・飲酒による消費量の増加
・妊娠や高齢化などによる生理的な需要の増加
・糖質を摂取することによりインスリン分泌の際に消費
カルシウムとマグネシウム
カルシウムとマグネシウムはブラザーイオンと呼ばれるほど深い関係があります。
人の身体の細胞の内と外にカルシウムとマグネシウムがきちんとした割合でいてくれることが重要と考えられています。
このおかげで血管の緊張性が保つことができたり、心臓がきちんと動いたりできています。
マグネシウムが不足するとカルシウムの値も一緒に下がってしまうとも言われています。
健康な骨にも関与
骨はミネラルと骨気質でできていて、ミネラルは主にカルシウムとリン酸のヒドロキシアパタイトでできています。
この中にマグネシウムが入っていて、接着剤のような役割をし骨の強さを保つのに役立っていると考えられています。
骨気質はタンパク質でできているので、タンパク質も重要になります。
骨を強くしようとカルシウムばかり気にされていることが多いですが、マグネシウムとタンパク質が不足してしまえば、骨は弱くなってしまうので注意が必要です。
マグネシウムを多く含む食品
100g中、※は10g中
・穀類
玄米 110mg
そば(乾麺) 100mg
・魚類
マイワシ丸干し 100mg
アサリ 100mg
・海藻類
乾燥わかめ 110mg※
刻み昆布 72mg※
1日の摂取量の目安
摂取したい量の目安は400mgと言われています。
干しひじきだと1皿7gを9皿、アーモンドだと1粒1gを130粒、豆腐だと1皿100gを4皿程度の量になります。
マグネシウムは摂取量に関係なく、吸収率が変化したり、排泄量が増減します。
ストレスによってカルシウムやマグネシウムの排泄量が増えるとされています。
摂取量だけでなく、ストレスなどの排泄に関わる環境因子にも気をつけなければいけません。
また食事などからの経口摂取では吸収できる量の問題もあり、経費摂取することも考えると良いかもしれません。
例えば温泉に行くと、その後症状が緩和したなどの経験はないでしょうか。
これは温泉に含まれるマグネシウムが経皮摂取により、血流の改善や神経系の働きの改善に影響を与え、改善したのかもしれません。
現在ではマグネシウムのクリームやオイルなども販売されているので、そういったものを利用されるのもいいかもしれません。
食品から摂る場合はにがりを味噌汁などにかけたり、塩を海水を煮詰めた塩に変えるなどすると取り入れやすいのではないでしょうか。
まとめ
頭痛や足が攣るなどの症状を抱えている方はマグネシウムが不足しているかもしれません。
またビタミンDをしっかり摂取しているのに改善しない花粉症もマグネシウム不足の可能性があります。
骨粗鬆症など骨が弱くなるのが心配な方にもマグネシウムは必要です。
カルシウムばかり意識せず、マグネシウムやタンパク質の摂取を行いましょう!
ストレスなどで体外への排泄量が増えてしまいます。
他にも飲酒される方や糖質過多になっている方は、しっかりマグネシウムの摂取をしていきましょう!
1日に必要な摂取目安料は400mgです。
1回の食事での吸収量には限りがあります。
1回で摂取するのではなく、複数回に分けて摂取していきましょう。
また食事だけでは摂取が難しい場合は、経費的な摂取方法もあります。
マグネシウムのクリームなどを利用したり、お風呂に入れるものもあるので、ご自身に合ったものを試してみてください。
また吸収率や排泄量の増減があるように、一人一人必要量は変わってきます。
ご自身に合った量を知りたい方は、検査をしていただける病院にて検査されるのをお勧めします。
マグネシウムは神経の働きに関わるなど、身体の中で重要な役割を果たしています。
身体の不調はマグネシウムの不足で起こっている可能性があります。
身体の状態を整えるためにしっかり摂取していきましょう!
どこ行ってもなかなか改善しない症状でお悩みでしたら、是非当院にご相談ください!
当院では脳や神経系の働きを改善し、本来持っている身体の働きを引き出すことで、症状の改善を目指します。
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